バリヤフリー
の店へ
ようこそ
トイレだけでも
お立ち寄り下さい
どうして
バリヤフリーの
店を作ったの
と
ある方が聞いてきた
戸は全て引き戸
トイレは車いすが
回転 出来る広さ
通路も広く
そして裏にも
出入り口が
もったいない
そうですよねー
確かに小さくすれば
それだけ席が
増やせる
でもねぇー
ふやした席では
喜びがこだま
しないょー
ふやす席より
車いすの方が
トイレを心配し
ないで、安心して
食事が出来る
そして
笑いがこだまする
そんな店にしたい
と
子供と話をする時は
子供の目線で
会話をすると
スゴく早い時間で
心を開いてくれるよね
そうなんです、
目線を変えたことに
より
今まで逢えなかった
人と会えるかも
そんな日が待ち遠しく
今日も私はカウンター
の中で新しい出会いを
待っている
どの様な人も
みんな 皆
平等な時間 と
山 川 海から
作って頂く
新鮮な酸素を
いただき
人生を楽しんで
行きたい
身体障害者
と
私達
どこが違うの
足の変わりに車椅子
目の変わりに盲導犬
会話
では
本題に入ります
話が前に戻るが
この店をどうして
バリヤフリーに
00さんは当店の
常連 さん
とんかつが大好きで
その日も
愛車のバイクで来店
いつものように
会話が 弾み
楽しい時間がすぎ
笑顔で店を後にした
が
その日から毎週来た
00さんが
こ な い
そうだねー
転勤でも黙っては
行かないよね−
と
噂をしている時に
電話が
いつものように
お電話有り難うござ
います
とんかつ とん
ですー
と
すると
あのぉー
00ですがー
えぇぇー00さん
どうしたの
今 どこにいるの
と
聞くと
駐車場にいますが
急いで 行くと
そこには
バイクではなく
車が
そうなんです
交通事故で下半身が
その日から
電話で弁当の注文
それも車の中で
食べている
そうなんです
店内に入りたくても
入れません
カウンター席のみ
面積が7坪の店
でした
00さんが
一人で入れる
店を作ろう
それから数年が過ぎ
60坪の店が
完成
もちろん車いす専用
の駐車場も完成です
これで
00さんを迎える
準備はバッチリ
待ちに待った日が
やがてやって来た
夢が現実になる
瞬間である
00さんは
車いす専用駐車場に
止めて
以前のように駐車場
から電話、
それは明るく弾んだ
00さんの声
あのぉー
00ですがー
うぉー待って
いました
いつ来るのかと
毎日 毎日
待っていました
夢ではないかと
横を見たら、従業員
全員が下を向き
時間が止まった瞬間
だ
受話器をとる手が
小さく上下しながら
00さんに
一人で入店してと
ふるえる声で
答えるのがやっと
従業員は、だれ1人
迎えに出ない、
『心の中では飛んでい
きたい気持ちだった
ろうに 』
本当に1人で来れるの
不安で・不安で
胸がパンク寸前
大きな
引き戸が静かに
動き出した
これで熱々の
とんかつを食べて
いただける。
有難う00さん
そしてこんな
感動的な
店を作らせて
頂いた
皆様に心より
お礼を申し上げます
有難う
それと
従業員様
こんな わがままな
おやじに
小言一ついわず
ついてきてくれて
心の底から
ありがとう
ふだん言えないから
何度でも 書くよー
そして
有り難う
私は今幸せです
従業員達の笑顔と
全ての
身体障害者が入店する
姿を見るのが
私は一番幸せを感じ
世界一幸せものです。
有り難う
とんP
0294−33
−3823
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